作る人、売る人の想いと出会う。“一冊”しか本がない本屋「森岡書店」の魅力

銀座に“一冊”の本を売る本屋があります

出典: openers.jp

「一冊の本を売る本屋」というコンセプトの本屋が、銀座にあります。築86年の古いビルにあるのがその本屋「森岡書店」。
元々は茅場町にあったこの本屋ですが、2015年5月に銀座に移転しました。

出典: casabrutus.com

買い物客や観光客でにぎわう中心街からちょっと離れた、静かな場所でオープンした森岡書店。

早速その魅力に迫りましょう。

店主、森岡督行さん

この方が店主の森岡督行さん。
森岡さんのおすすめする本の展示会に合わせて、その本一冊だけを取り扱うというスタイルは、茅場町でお店を構えていた当時から考えていたそうです。

「作った人と買う(読む)人が、売る場所でより近い距離感でいてほしい。」

出典: dotplace.jp

本を作った人と買う人が、より近い距離感でいられる空間を作る、本を売る人。
これが森岡さんの目指した本を売る人のあり方なんですね。

こうした空間を作ることで、作者の気持ちはより読者に伝わるのでしょう。

ビルと空間へのこだわり

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現在は東京都選定歴史的建造物に指定されている鈴木ビルは、森岡さんにとってお店を開くのに最高の場所だったそう。このビルの歴史的背景も、森岡さんが惹かれた理由の一つなんだとか。
展示する作品に調和するように、内装は白1色に塗るこだわり。

このビルには戦中、「日本工房」という編集プロダクションが入っていたそうです。日本工房では、『NIPPON』という対外宣伝紙を作ってい て、日本の当時の近代化とか、文化を外国に紹介していたんですね。もともと日本工房の本や対外宣伝紙を集めていたので、なみなみならぬご縁を感じてしまって。

出典: eamag.jp

過去の展示会を見てみましょう

『東京旧市街地を歩く』

出典: on-the-shore.com

この本は店主の森岡さん自身が著作した本。
「Lightware & A book 一冊の本を照らす」ということをテーマにした展示会が催されました。

陶磁器作家の飛松弘隆さんが手がけた磁器製の照明を吊るし、主役の本に光が当てられました。
暗くなってからの時間帯は、より神秘的な空間だったそう。

「一冊の本を照らす」ということに全力を注いで得られたその景色は、自分ひとりの世界観では決して表現することができない新しい世界でした

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『魚人』

出典: spur.hpplus.jp

田附勝さんの写真集『魚人』は、漁師さんを撮った作品。この時の展示会では、実際に漁に使った道具や干物も一緒に展示されました。本物というだけあって、匂いからも本の中身が感じられたそう。

実際に漁に使った道具や干物も併せて展示。今は匂いで本を感じられる空間になっていた

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『刺繍のはじめ方』

刺繍作家のatsumiさんの『刺繍のはじめ方』を展示した際には、実際の刺繍の作品も一緒に展示。
棚の引き出しからも作品が飛び出している演出や、上で作品を吊るしている糸はが、大きなミシン糸のようなデザインになっている遊び心が素敵です。

『紙もの図鑑 A to Z』

出典: sioribi.jp

コピーライター 仁平綾さんの著書『紙もの図鑑A to Z』。自身の日常生活の中で集められた紙ものたちの紹介が一冊にギュッと詰まった本。
この販売イベントの展示会ではどのような空間が作られたのでしょうか。

ヴィンテージの切符やポストカードやメニューパッケージ、卵のパックや紙コップなど、仁平さんのコレクションんが壁に飾られたそうです。
どれも可愛くてオシャレですね。

『MWUAI』

出典: yuy.jp

ドローイング・アーティストKYOTAROさんの描いた漫画『MWUAI』の展示会。
シロクマに姿を変えたが人間が主人公のファンタジー漫画。なんと、鉛筆のみで描かれた漫画作品だそうです。
この展示会ではどのような演出があったのでしょうか。

シロクマに姿を変えた元人間、晴子が主人公の異次元ファンタジー。鉛筆のみで描かれた前代未聞の漫画作品です。

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シロクマのぬいぐるみが洗濯バサミで吊るされたなんとも斬新な演出!
壁には漫画のページが貼られていて、書店自体も異次元空間になっていますね。

『庭猫』

出典: www.pie.co.jp

安彦幸枝さんの写真集『庭猫』は、警戒心のない猫の姿が最後のページまでたっぷり詰まった一冊。猫好きにはたまらない写真集です。

『庭猫』の展示会では、窓ガラスに猫の姿が貼られ遊び心のある入り口に。店内にも猫の写真が飾られていたそうです。

森岡書店で素敵な“一冊”に出会って

本を作った人、そして売る人の想いに触れられる「森岡書店」。
気になった方は是非、足を運んでみてください。

どんな一冊があなたを待っているのでしょう♡

【森岡書店銀座店 店舗詳細】

住所:東京都中央区銀座1−28−15 鈴木ビル1階
営業時間:13:00~20:00
電話番号:03-3535-5020
定休日:月曜


引用元 http://mery.jp/266196
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