
『パーソナルスペース』とは?
「縄張り」というと、わかりやすいかと思います。
別名「パーソナルエリア」という言葉は、聞いたことがある人も、多いかもしれません。
親しい間柄の相手ほど、パーソナルスペースは狭いので、距離が近くても不快には感じません。
一方、あまり親しくない間柄の相手は、パーソナルスペースが広く、距離が近いと不快に感じます。
例を挙げると「電車」は、パーソナルスペースがわかりやすいと思います。
満員電車で、恋人と距離が近くなる分には、不快には感じません。むしろ幸せですよね♡
一方、見ず知らずの男性と距離が近いと、気まずく、早く電車を降りたくなりますよね。
人によっては、視線を感じるだけで、不快感を感じる人も居るかと思います。
距離に関係なく、目に入るだけで、不快な気持ちになるのも、パーソナルスペースの影響です。
『パーソナルスペース』は4つに分類される
【密接距離】(0cm~45cm)
親しい相手のみ、手で相手に触れることができる距離。
【個体距離】(45cm~120cm)
相手の表情がわかり、お互いが手を伸ばせば、指先が触れられる距離。
【社会距離】(1.2m~3.5m)
ビジネスの距離感、会話がしやすい距離。
【公共距離】(3.5m~7m以上)
面会や公演など、複数の人を見渡すことができる距離。
※数字には個人差があります。
更に、ここから2つに分類されますが、ややこしくなってしまうので、この4つを頭に入れておけばオッケーです♪
『パーソナルスペース』の男女による違い
まず、女性より男性の方が、パーソナルスペースは広いと言われているのですが、さらに、パーソナルスペースの形が、男女で違います。
“男性の視覚は、前方の一点を見る”と聞いたことがある人も、多いかと思いますが……。
男性の場合は、パーソナルスペースは前方に伸びます。
縦に伸びた楕円形を、思い浮かべてください。
一方、“女性の視覚は、全体を見渡す”ので、パーソナルスペースは円の形になります。
真円(しんえん)に近い形を、思い浮かべてください。
『パーソナルスペース』には個人差がかなりある
明るく社交的、ポジティブ志向の人▷パーソナルスペースが狭い
暗く内向的、ネガティブ志向の人▷パーソナルスペースが広い
また、「自分のパーソナルスペースを基準にしない」ことも、大切です。
自分が明るく社交的で、パーソナルスペースが狭いと、それを基準に相手に近づいてしまい、相手に不快感を与えてしまう恐れがあります。
肉食女子は、草食男子に急接近すると嫌われやすいのは、彼の不快に感じるパーソナルスペースに入ってしまったことが原因です。
【パーソナルスペース恋愛活用法①】「前に立って」脈アリか判断する
つまり『前方に立つ』と、脈アリか脈ナシか判断ができます!
自分が前方に立つと、男性が一歩下がったり、嫌そうに目を逸らしたら、残念ながら、まだ脈ナシです。
男性が一歩も動かず、さらに密接距離まで入っても、嫌がられないなら、脈アリと判断していいでしょう♡
前方に立つ時は、「手相見せて♡」と言えば、不自然にはならないかと思います♪
ただ!気になる彼が、内向的な草食系男子の場合、パーソナルスペースはかなり広いと、考えられます。
下手に近づくと、嫌われる恐れもあるので、慎重に近づきましょう!
【パーソナルスペース恋愛活用法②】「私に気があるんじゃ……♡」勘違い回避
明るく社交的な男性の場合、ただ単にパーソナルスペースが狭いだけ、という可能性が非常に高いです。
男性が、自分以外の女性とどのくらいの距離で接しているかをチェックしてみると、恥ずかしい勘違いは、回避できますよ!
【パーソナルスペース恋愛活用法③】「恋人の密接距離」に入ると関係が上手くいく♡
「この人、距離が近いな〜」とよく感じる人は、パーソナルスペースが広いと思われます。
あまりにもパーソナルスペースが広いと、男性に“意識させる”機会が減ってしまいます。
恋がやって来ない原因は、パーソナルスペースの広さかもしれませんね。
少し距離を縮めてみましょう♡
また、恋人が居る場合、パーソナルスペースが広い女性は、相手があなたのパーソナルスペース(密接距離)に入っても、あなたが彼のパーソナルスペースに入っていない場合があります。
①のように、横より正面から近づくと、彼のパーソナルスペースに入りやすくなり、関係が上手くいくはずです♡